■天皇賞（Ｇ１）去年のウオッカと今年のウオッカ

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■天皇賞（Ｇ１）去年のウオッカと今年のウオッカ

天皇賞の注目はウオッカですが、 去年は壮絶なレースをレコード勝ちして 府中にこの馬ありというところを魅せてくれました。 今年も強い競馬を見せられるのか そこがこのレースを的中させるポイントになることは 間違いありません。 単純に馬券を買うならウオッカからですが 今年に限ってはウオッカに黄色信号だと思います。 去年も毎日王冠で逃げて最後に差されて２着と 前哨戦であるレースでは同じ展開でした。 しかし、内容がまったく違います。 去年は平均よりやや遅いペースで逃げて１馬身半のリードで直線へ。 そこから一気に後続を引き離しますが坂の上で失速し２着。 今年はスローペースで逃げて２馬身のリードで直線へ。 そこから後続を引き離しにかかりますが坂の上で失速し２着。 同じような展開なのですが、 ラップタイムがまったく違います。 ２００８年のラップタイム 12.7-11.5-11.6-11.9-11.6-11.5-10.5-11.3-12.0 ２００９年のラップタイム 13.0-11.3-11.5-12.2-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6 去年はやや遅いペースとなっても よどみなく流れていたのに対し 今年は中盤で12秒台を２回刻む超スローだったのです。 去年と今年では道中のペースがまったく違い それでいて上がり３ハロンはどちらも33.8という脚。 この辺に調整不足もしくは衰えを感じてしまいます。 しかもレース後には「疲れが出た」というコメント。 ※これがなぜか今週「疲れもない」というコメントに変わった（笑） さらに前走後からの調教本数が去年よりも１本少なく 少なくとも順調ということにはならないと思われます。 ですのでウオッカの独り舞台にはならない。 そう思います。 特に極端な枠を引いたときは 危険なサインだと警戒すべきでしょう。 さて、そうなると注目するのはどの馬なのか。 ９頭のＧ１馬が出走しますが どの馬も東京コースは向いていません。 この馬なんかは人気しそうですが⇒（臨時公開） バッサリ切っちゃって問題ありません。 天皇賞のラップは対応不可能です。 また、スクリーンヒーローもいりません。 この馬は去年のＪＣは展開だけで勝ちましたから 今後は長距離のみでおさえればＯＫでしょう。 今回、注目したいのはこの馬です。⇒ 天皇賞のように緩まないラップを得意としており 距離、コースともにベストの条件。 また上がりの脚も持っているため 東京の２０００ｍというコースは最高の舞台になる。 あとは枠だけ。 ぜひ、チェックしておいてください。