◆天皇賞（Ｇ１）Ｇ１馬９頭の豪華なレースを制する馬とは？

◆天皇賞（Ｇ１）Ｇ１馬９頭の豪華なレースを制する馬とは？ 今年は２４頭の登録があるが、 ルーラーシップとオウケンブルースリが回避を表明。 それでも２２頭のうち２０頭は重賞勝ち馬で 更にＧ１馬は、前年の覇者ブエナビスタを筆頭に９頭登録しており、豪華な顔ぶれとなりそう。 （オウケンブルースリは回避なので実際は８頭） 中でも注目はＧ１・５勝馬のブエナビスタでしょう。 昨秋の天皇賞以来勝ち星から遠ざかっているが、 シンボリクリスエス（０２・０３年）以来２頭目となる 秋の盾連覇を飾ることができるかどうか。 過去１０年間の天皇賞（秋）では、牝馬の活躍が目立っており、 “牝馬初の天皇賞Ｖ２”や４年連続Ｇ１制覇など、様々な記録がかかる。 それでは有力馬の状態をチェックします。 ★ブエナビスタ 栗東ＣＷで88.4-71.6-55.5-40.1-11.8（強め） ドバイから帰国後、春に２戦。 秋は天皇賞からの始動と、昨年同様の臨戦は既定の路線。 中間も順調で終い重点で鋭い伸び。 一度叩いたほうが馬体は柔らかくなりそうだが 初戦から十分に戦える仕上がり。 ★ローズキングダム 栗東坂路で55.7-40.0-26.3-13.3（馬なり） 秋緒戦の京都大賞典では５９キロを背負っての勝利。 その後は追うこともなく調整程度。 一度使われたが、動きも目立たず気になるところ。 最終追い切りでビシッと仕上げると思われる。 ★ダークシャドウ 美浦南Ｗで71.7-54.8-40.1-14.5（馬なり） 格上挑戦した大阪杯で、天皇賞馬のヒルノダムールのハナ差２着。 その後、休養を挟んで重賞を連勝と能力が測れない。 毎日王冠を叩かれてさらに馬体がよくなってきた。 馬なりの調整が続いているがフットワークもよく ５戦負け知らずの東京ならＧ１でも好勝負になる。 ★エイシンフラッシュ 栗東ＣＷで81.2-65.8-51.9-38.7-11.9（一杯） 昨秋は思ったように調整できずに惨敗続きだったが 今年の宝塚記念で３着に入ったように同世代では力が上。 帰厩してからは一杯の調教が続いており馬体も仕上がっている。 休み明けは苦にしていないし、これはぜひ買いたい。 ★アーネストリー 栗東坂路で52.8-38.3-25.4-13.0（一杯） 追っているのにタイムが出ないフィニッシュ。 休み明けを１２ｋｇ減で臨んだ疲れが出ているのかと疑問に思う。 昨秋の天皇賞は３着だが終いの脚がキレない馬なので 今年のメンバーと展開を考えると課題は多そう。 ★ジャガーメイル 美浦南Ｐで66.4-51.4-37.2-12.5（仕掛け） 京都大賞典は上がり最速の脚もとらえることが出来ず４着。 長期休養明けを叩かれて馬体が一気に上昇してきた。 フットワークも軽やかで本来の調子に戻ったとみていい。 いかにも長距離馬という体つきで２０００ｍという距離での スピード勝負に対応できるかがカギになる。 ★トゥザグローリー 栗東ＣＷで81.6-66.2-51.8-37.7-12.3（一杯） 春の天皇賞は未知の距離と難しいペースにやられ、 宝塚記念は夏負けと完全に調子を崩したが 徐々に調子を取り戻してきた。 馬体はまずまずだが、叩いてからという仕上がり。 今回もブエナビスタが１番人気になりそうですが、 状態は決して万全というわけではありません。 仕上がりではこの馬のほうが上です⇒ 今の状態なら間違いなく馬券に絡んでくる。 鞍上が外国人Ｊへの乗り替わりはプラス材料。 キレ勝負になる天皇賞は最高の舞台。 鞍上から期待できるのがこの馬⇒ できることならペルーサに乗ってほしかったが まぁ社台のいろんな思惑なので仕方ない。 仕上がりもいいし、鞍上も最高。 穴人気しそうですがこれは期待できますよ。 余談ですが、 引退後のことを考えればこの馬にＧ１を獲らせたいのでは？ 勝てば種付け料も上がるし、ＳＳ血統に付けられるので 次世代の種牡馬として活躍が約束されますからね。

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