■京都記念（Ｇ２） ドリームジャーニーかブエナビスタか？

■２月１４日　白浜騎手の素晴らしい騎乗 わたしもレースが終わったら、思わず拍手をしてしまいました。 素晴らしい騎乗だったと思います。 スプリングカエサルは馬の力がここでは抜けているので 次は確勝級です。

まず最初に、昨日書いたフェブラリーＳの考察についてですが、 サクセスブロッケンの鞍上に内田Ｊが決まったようです。 情報によると、内田Ｊ側（エージェント）から まだ腕に力が入らないため、 他の騎手への乗り替わりをお願いしたのですが オーナーサイドは「それでも内田Ｊで」という返事だったとのこと。 内田Ｊは自分でも認めるほどの未完治の状態で、 今週の騎乗はサクセスブロッケン１頭のみ。 １ヶ月以上も戦列から離れていたのに いきなりＧ１で、しかも未完治。 追わなければ差が明らかに出てしまうダート戦ですから 非常に厳しい結果になるのではないでしょうか？ それでは、京都記念について。 ブエナビスタとドリームジャーニーが 完全に抜け出したレースです。 ３番人気以降は単勝オッズが１５倍以上になるのでは？ 誰がどう見ても２強対決ですから この２頭が来るのかどうかについて 考察していきます。 最初に、ドリームジャーニーの状態から。 ドリームジャーニーは今年の初めに、 京都記念→産経大阪杯→天皇賞→宝塚記念 というローテーションを発表。 多くの有力馬が海外に流れる傾向にあるのに 国内限定で戦うのには、陣営が 「２０１０年はこの馬で年度代表馬を獲る！」 と高らかに宣言した経緯があります。 もしこの馬が年度代表馬になれば 史上最小の年度代表馬になるのでは？ ４２０ｋｇ台の馬ですからね。 調べてないのでわかりませんが・・・ というわけで、陣営の意気込みは高いです。 で、馬の状態はというと、 有馬記念の後はグリーンウッドへ短期放牧に出され、 放牧先でもしっかり乗り込まれていました。 ２月２日にトレセンに戻ってから 順調に調教を消化しており、 １週前追い切りでは池添Ｊが跨り、 直線で軽く仕掛けて反応よく伸びていました。 状態は非常によさそうです。 次にブエナビスタの状態。 ブエナビスタはこのレースの内容次第で ドバイへ行くことになっています。 目標がドバイなのですから、 ここは陣営も本気で仕上げては来ないでしょう。 昔、藤沢和調教師が 「本当に強い馬は、負荷をかけなくても 息をつくるだけでレースでは走ってくれる。」 と言っていたので 馬の能力だけで今回も勝ち負けになりそうですが。 ただ、このレースは牝馬が勝てないというジンクスがあります。 ウオッカも京都記念では６着に敗れています。 過去１０年間さかのぼっても牝馬で馬券に絡んだ馬はいません。 冬の牝馬は調整が難しいという話もありますが、 これが本当であれば、ブエナビスタにとっては怖いデータです。 そして、気になるのは今回の脚質です。 横山典Ｊがどの位置に付けるのか 非常に気になると思いますが、 わたしはおそらく、キレをいかすために 少し下げた位置取りをすると読んでいます。 有馬記念は中山ですからあの位置で競馬をしましたけど、 今回は京都の外回りコースです。 ３コーナーの下りからロングスパートができるので そこまで温存しておく可能性が高いです。 前からいって、またドリームジャーニーに差されたら それこそドバイなんて言ってられませんから。 わたしの推測ですけど、エリザベス女王杯のように ３コーナーまではじっとした競馬になると思います。 ドリームジャーニーはいつものように出遅れるでしょう（笑） なので最後方から。 今回は有馬記念のように引っ張る馬がいないので スローが予想されます。 そうなると出遅れは致命傷になる可能性も。 出遅れなければブエナビスタと同じ位置で競馬をして 直線は２頭の追い比べになると予想しています。 ですから、ワンツーで決まる可能性も高いですが、 １，３着や２，３着って可能性も十分考えられます。 これは後ろから行く馬の宿命です。 で、結論。 馬の状態、陣営の思惑、レースの流れ すべてを加味して、この馬を上位にしたいと思います⇒ 直線の伸びはハンパなく伸びますから、 ４コーナーで先頭を射程圏内に入れて 直線は突き放すだけの競馬になると思います。 強い競馬を見せてくれると思います。 ここは素直に馬の力を信頼します！ ★馬名はこちら⇒ ★要チェック！⇒